クレジットカード本人認証サービス3Dセキュアとは

3Dセキュアとは、ネットショッピングを代表とするインターネット上でのクレジットカード決済を、より安全に行うための本人認証サービスです。

クレジットカードの利用拡大と共に、不正利用被害も増えており、特にECサイトでのなりすましによる被害が深刻です。従来の方法では、なりすましによる不正利用を防ぐには限界があり、国もクレジットカード会社も加盟店も一丸となり、2025年春からの「3Dセキュア2.0（正式名称EMV3Dセキュア）」の導入義務化に向けて対応を推進、既にたくさんのECサイトが対応を完了しています。

業務代行クラウドシステムも、ただいま対応準備中であり、具体的な日時は別途ご案内の予定です。

3Dセキュアは、Visa、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレス、Diners Clubなどで採用されています。カード種によって、認証のしかたが異なります。お客様が別途、事前登録を済ませたIDとパスワード、のほか、指紋や顔による生体認証や、1度だけ有効なワンタイムパスワードなどが要求されます。

利用には事前登録が必要

3Dセキュアによる認証を利用するには、事前にカード会社への登録や設定が必要です。
例えば、インターネット検索にて「クレジットカード（スペース）3Dセキュア（スペース）登録方法」と検索すると、クレジットカード各社の手続き案内ページがずらりと並びます。クレジットカードによって、登録方法、登録内容が異なるため、ご自身のクレジットカードの手続きをお調べいただき、はやめの対応をおすすめします。
対応されていない場合、今後、業務代行クラウドシステムのみならず、他のECサイトご利用時に、3Dセキュアの認証をクリアすることができず、ネットショッピングのクレジットカード決済ができないかもしれません。

《参考》現在、日本国内で最も利用の多い楽天カードを一例参考として案内いたします。
https://www.rakuten-card.co.jp/security/3d-secure/　（楽天カードの例）

1. 「本人認証サービスを登録する」のリンクから会員ページにログインする
2. 対象のクレジットカード番号を確認、ワンタイムパスワードを受け取る
3. 完了

カードの使い方は今までどおり？

基本的なクレジットカードの使い方は、今までどおりです。
ただし、普段と異なる環境や端末などから、インターネットに接続して、ECサイトで買い物をしようとするとき、クレジットカード会社側では、不正利用かもしれない、と、判断する場合があります。
この場合に限り、3Dセキュアによる本人認証画面に切り替わり、パスワードの入力などが求められます。事前に登録したパスワード、や、事前に登録した携帯電話宛てに届くワンタイムパスワードを使って、認証を行い、クレジットカード決済が完了します。
必要な時に限り本人確認が追加されることで、クレジットカードの不正利用リスクを下げることを目指します。

代行システム：お買い物時の変更点

（１）業務代行クラウドシステムにてご注文のとき、クレジットカード決済を選択します。
（２）クレジットカード決済代行会社であるGMOペイメントゲートウェイ社のサイトにページが変わります。
お客様にて、クレジットカード決済に必要な情報を入力いただきます。
入力情報は保護され、また、弊社がお客様情報を閲覧・取得することもありません。
（３）入力内容を確認のうえ、問題なければ、確定します。
（４）決済情報の認証が通りますと、自動で業務代行クラウドシステムのサイトに戻り、完了した旨のメッセージが表示されます。

代行システム：お買い物時の画面イメージ

手続き画面のイメージ図をご案内します。設定の金額、メールアドレス、名義人等は架空です。図は、クリックで拡大表示します。

手順	スマートフォン版の画面	パソコン版の画面
（２）決済情報入力
（３）入力情報の確認
（４）完了

引き続き、当サービスをご利用くださいますよう、お願いいたします。